19日、白川日銀総裁の5年間が終わりました。
リーマンショック、ギリシャ危機、東日本大震災等、度重なる金融危機、災害にもかかわらず「金融システム」を守り抜いた実績は評価する必要がありますが、デフレの深刻化を招いたことについての結果責任は問われるべきでしょう。
この間、数次に渡り金融緩和を実施してきましたが、常に小出しの印象はぬぐえず、効果の限界や副作用に必ず言及する(誠実な?)姿勢は市場の失望を買ってきました。
今日からは「リフレ派」の黒田体制となりますが、より大胆に緩和を進め、市場の期待に働きかける手法も織り交ぜながらデフレ脱却への道筋を描くことができるか。
大いなる期待を持って、今後の日銀のかじ取りを注視していきたいと思います

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